March 29, 2004

本当に単なる読書記

「亡国のイージス  上下」 (福井晴敏:著) 
基本は「女王陛下のユリシーズ号」+「ダイハード」。登場人物が執拗に生と死のリアリティに拘る割にはどこかから借用したような台詞が続き、むしろ仔細に描かれるイージス艦内の描写や戦闘シーンから作者が勃起するポイントが透け透け。日本人以外の人間をすべてステレオタイプな悪人としてしか描けない浅薄な愛国感も鼻につく。

「残虐記」(桐野夏生:著) 
最近の長編にしてはそれほど分厚くないのだが、読了後の疲労度はひけを取らない。「曖昧な話者」という小説技法が、あくまで娯楽小説の枠組みを崩さないまま見事に活かされていることに驚嘆する。

「あらすじで読む日本の名著」(小川 義男:編集)
意外と面白く読めたのも事実。でもあらすじじゃ「金閣寺」は分からないですな。

March 17, 2004

窒息

深夜、入浴前、脱衣して全裸になり、ふと思いついて玄関までダッシュして、そのままマンションの廊下に出ようとするが、妻が鬼神のような形相で腕をつかみ止める。ああ、そうか廊下はいかんのかと思って、今度はまた全裸のままベランダに向かってダッシュするが、同じ鬼神が追いかけてきて部屋に引きずり戻され、お尻ぺんぺんされた。都会のちょっとした開放感を味わいたいだけなのだが、なかなか難しいものだなあ。

「チョーク!」(チャック・パラニューク:著) 悲しいかな全くおもしろくなかった。それと、常磐響の装丁はもう飽きた。

March 15, 2004

これ買おっかなあ

「adam connelly」

ちょっといいでしょ。130ドル。

March 14, 2004

つまらんさん

「野望の系譜 闇の支配者腐った権力者」(共同通信社社会部:編)
バブル時期をまたいで暗躍した893さんと右翼さんと政治家さんのお話を、新聞家さんらしい律儀な文章で書いたものですが、律儀すぎて面白いはずの話もすべて退屈に。最後まで読んでから、このジャンルに全く興味がない自分に気付いた。

March 08, 2004

読書記

「興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史」(柳下 毅一郎:著)
「バベッジのコンピュータ」(新戸雅章:著)
期待していたほど面白くなかった二冊。

「歴史を考えるヒント」(網野善彦:著)
まとめて読むと、結構同じ話をいろんな所でしているものですな。

March 05, 2004

腰さえふってれば

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「テレビゲームにおける偶然ポルノ」

まあタイトル通りですわ。日本のAVで食い詰めたとカトー・タナカという方がアメリカに移住して始めたサイトだそうです。。。。。。うそつけ。

「まろやかタイ読本」(皿井タレー:著) 本当にまろやかだった。あと役に立ちそう。
「太陽と風のダンス」(ゴルゴ内藤:著) 人間のクズによるレイヴ日記。旅行は楽しそうだが、筆力は石丸元章にはるか及ばず中途半端。