June 22, 2004

さらに読書

「<美少女>の現代史」(ササキバラ・ゴウ:著)
美少女概念の変遷を追うようなことが書いてありますが、要するにマンガ好き親父の飲み屋話。偉そうに分析していても所詮あなたはロリなのよと妻に肩を叩かれた方がよろしいかと。それにしても最近の講談社親書はヲタ分析書を乱発する。明らかに好きモノの担当がいると思われ。

「ダ・ヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン:著)
テンプル騎士団・薔薇十字社・ヴァチカンetc。。。期待して読んだがこれは。。。「フーコーの振り子」の劣化コピーではありませんか。小説として読めたものじゃありません。あらすじで十分。ちなみに謎自体も腰砕け。

「半身」(サラ・ウォーターズ::著)
全編に漂う行き遅れレズビアン風味に若干辟易するも、基本はよく出来た歴史小説。濃厚な空気感を縫うように時折鋭利な自然音の描写が挿入され、文章の緊張感は最後まで緩まない。惜しむらくはミステリーとして紹介されてしまったがため、オチを期待せざるをえない読書体験になってしまうことか。